SSD信頼性確保のため、エージングにより不具合品を顕在化させ初期障害品を選別致します。 |
|
|
● |
なぜSSDは、突然故障するのか? |
|
SSDの記憶素子であるNANDフラッシュは、もともと、劣化しやすい素子です。
したがって、データが破損しやすいことを前提にした制御を強いられています。
SSDとしての寿命を延ばす目的で、ウェアレベリングやガーベージコレクションといった複雑な制御をして、
内部ではエラーが発生していても表面上は問題なく動くようになっています。
そこで、限界に達したとき突然死となるわけです。
|
● |
同じダイ上のNANDフラッシュ素子の品質は、全て均一ではない。 |
|
半導体のウェハーは、生成された新品の状態でもところどころに欠陥があります。
製品に組み込むときには、その欠陥部分を制御対象から削除して組み込みます。
SSDとしては欠陥がない状態で出荷されるわけです。
また、良品判定され出荷したNANDフラッシュの品質にもバラつきがあります。
最高品質を10としたとき、良品閾値が6であるならば、素子品質は6〜10まで様々なわけです。
ときには6品質が製品の100%を占める可能性もあるわけです。
そういった、低品質SSDのイジェクトが可能です。
|
|
|
ダイ上のNANDフラッシュ素子 |
|
● |
概 要 |
|
SSDの高速アクセスに加え、大容量化、低価格化により、サーバー、産機向け組み込み機器等、重要な用途に使用されています。
品質を確保するために、初期障害率低減の為の、SSDエージング試験によるスクリーニングは非常に効果的です。
新品/在庫品/中古品を含め、対応可能なインターフェースのSSDで、エージングサービスを提案します。
■エージング (実施例)
|
Transfer Rate(例) |
|
S.M.A.R.T.情報(例) |
|
試験結果(例) |
■エージング試験内容の例
1) In/Out管理
2) 外観確認
3) SSD 性能確認(※温度試験)
※温度プロファイルについては弊社独自のパラメータ等ご相談し決定いたします。
■結果報告書(例)
検査結果のデータ
各SSDのError数、所要時間、他装置との時間性能比、時間性能、各Transfer Rate グラフ
試験前後のSMART測定
|
|
|
● |
特 徴 |
|
■エージングのメリット
当社がご提供させていただくサービスのエージング試験はお客様の使用環境に適した試験プログラムをご提案させていただきます。
また、SSDエージングサービスには以下のメリットがあります。
・エージング試験によるSSDのError顕在化
・SSD初期障害率の低減
(SSD起因のシステム障害率低減)
・フィールドで発生する偶発障害率の低減 |
|
|
|
■SSDエージングサービスカタログはこちら |
|
★お問い合わせはコチラ |